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応用科学研究所カレンダー
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公益財団法人 応用科学研究所
Tel 075-701-3164
Fax 075-701-1217
〒606-8202
京都市左京区田中大堰町49

沿革
大正6年、京都大学工学部電気工学科青柳栄司教授が青柳研究所を創設、昭和14年鳥養利三郎教授(後の第13代京都大学総長)に引継がれ、応用科学研究所となりました。爾来工学系で多方面の研究実績が上げられてきましたが、その中で戦後特に大きくこの研究所の財政基盤を作ったのが鉄鋼の高周波誘導加熱方式による強化処理技術(高周波焼入れ)です。このほか後に追加されたプラズマ窒化技術を含め、機械部品の熱処理加工受託(収益事業)のための工場ももつようになっています。当研究所は公的機関からの研究費や外部資金に負う所は大ですが、上記の収益事業に依拠して独自の研究活動を続けています。

現在の研究重点項目
高周波焼入れ技術は、熱処理に必要なエネルギーが、他の処理法に比べて極端に少なくて済むなどの利点はありますが、精度を要する機械部品の処理を安定して行なうには高度のノウハウを必要とします。当研究所は高周波焼入れ技術の発祥の地として独自の技術を開発・運用しています。 プラズマ窒化技術は機械の性能を左右する処理歪が少なく、適切に処理された場合には表面異常層が他の窒化処理に比べて軽微で、焼入れ以上に高硬度の表面が得られ、機械部品の長寿命化を実現できます。またモリブデンやタングステンなどの希少高融点金属の合金材料の高性能化・省資源化に関する研究も行なっています。更にCO2排出減少に直接結びつく自動車搭載用超伝導モータの線材を開発しています。またその材料を用いた超伝導インバータを含む超伝導電力変換器はスマートグリッドシステムへの応用も期待されます。大局的に本研究所の今後目指す方向は、低炭素社会すなわち地球環境の保全に寄与することにあります。委託を受けた研究についてもその成果の殆どが学術誌や学会で報告され、公益性を担保しています。

当研究所独自技術の社会への貢献(その他の公益活動)
鉄鋼製品の熱処理技術、表面処理技術に関する調査研究、技術指導等の委託を受け、また、事故あるいは破損品の原因調査、対策の提言、素材選択から表面改質などの指導、新規開発品の確性試験等の委託を受けています。平成25年度のこの種の委託は140件ほどでした。研究所独自の技術に加えて、研究者が広い分野から委託を受けて調査、技術指導をした数多くの経験とノウハウが、製品の改良と飛躍をもたらし、委託者から高く評価されています。超伝導技術の国際標準化に関するIEC-TC90(超伝導)技術委員会のもとで超伝導材料の臨界電流や機械的性質の標準測定の拠点としても活動しています。その他、研究所のポリシーに貢献する重要機械要素材料の新しい品質評価法の開発や社会人教育のためのセミナー太陽光発電国際会議の支援事業、およびシリコンカーバイド及び関連材料に関する国際会議の協賛なども行っています。