はじめに

当法人は創立100年来、科学知識を応用して実用技術を開発し、日本の産業振興ならびに学術の発展に寄与する活動を実施してきた独立性の高い公益財団法人です。国に頼ることなく、機械産業分野を中心に新技術を開発し、同時にこれまでの研究開発の成果で得られたノウハウを産業界の事業に生かす活動をしております。 詳しくは研究所紹介をご参照ください。

これらの事業に必要な資金は、主に企業からの高周波焼入れ・プラズマ窒化処理の依頼、鋼材ならびに熱処理品質の検証、機械部品事故の原因究明・対策立案の依頼による収入を充てています。しかし、今後さらに活動内容を拡大し充実させるには、この収入だけでは不十分です。

日本の企業の方々が、当法人を自社の研究所や品質管理部門のように考えてご利用いただくことをお願いし、また当法人の事業活動にご理解とご賛同をいただき、是非、運営資金のご寄附をお願いいたします。

皆様からお預かりいたします寄附金は、当法人の「寄附金等取扱規程」に則り、有効に使用させていただきます。

なお、当法人は、内閣総理大臣より「公益財団法人」としての認定(認定日は2011年(平成23年)3月22日、法人登記日は同年4月1日)を受けておりますので、当法人への寄附金には、特定公益増進法人(※)としての税法上の優遇措置が適用され、所得税(個人)、法人税(法人)の控除が受けられます。

※公益社団法人・公益財団法人はすべて特定公益増進法人と位置づけられています。

寄附金の種類

当協会の寄附金は、次の3種類の形態があります。

  1. 一般寄附金    寄附者が使途を特定せずに寄附した寄附金。寄附金額の50%以上を公益目的事業に使用するもの。
  2. 特定寄附金 使途があらかじめ特定された次に掲げる2種類の寄附金がある。

 イ 使途特定寄附金:寄附者が寄附の申し込みに当たり、あらかじめ使途を特定するものです。80%以上を寄附者の特定した使途に使用するもの。

 ロ 募集特定寄附金:この法人が、募集にあたりあらかじめ使途を特定するもので、募集総額、募集期間、募集対象、募集理由、資金使途及びその他必要な事項を説明した書面(以下「募金趣意書」という。)をもって理事会の承認を得た上で募集するもの。

適正な募集経費を控除した残額の総額を、募金趣意書に従い使用する。この場合適正な募集経費は募集総額の30%以下でなければならない。

※ 上記1・2は、いずれも当法人寄附金等取扱規程における名称です。たとえば2の「特定寄附金」は、所得税法78条2項2号の同名の寄附金を示すものではありませんが、1の寄附金と同じく、所得控除または損金算入が適用されます。

寄附のお申込み

下記より申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、当法人総務部まで郵送もしくはファックスでお送りください。

なお、特別寄附金の場合は、事前に当法人総務部へご連絡をお願いいたします。
(いずれも1回2,000円以上でお願い致します。)

受領証明書の郵送

寄附金が入金されたことを確認した後、「寄附金受領証明書」を郵送いたします。
本寄附は、所得税法78条および法人税法37条4項該当の寄附金控除の対象となりますので、大切に保管してください。

寄附金控除の申告

対象となる金額を記載し、確定申告書に当協会の発行する領収書(寄附金受領証明書)を添付する必要がありますので、必要書類の発行は当協会総務部までお問い合わせください。 また、「寄附金控除について」をご参照ください。

なお、税制は都度変更されていますので、申告の詳細についてはお近くの税務署にお問い合わせください。

お問合せ先

応用科学研究所総務部
Tel: 075-701-3164
Email: secretariat1[a]rias.or.jp ※[a]を@に変えてください